建築構造を専門に東京理科大学大学院理工学研究科を修了後、株式会社竹中工務店に入社。
構造設計、施工、生産設計、研究、マネジメントに至るまで、建築のライフサイクル全体にわたる実務に従事してきた。
キャリア初期は大阪本店において、吊り橋構造のアーケードや軟弱地盤における逆打ち工法建築など、
難易度の高い構造・地下工事を担当した。設計と現場を横断する経験を通じて、技術を実装する力の重要性を体得した。
その後、技術研究所にて地盤工学および地下構造の研究に従事し、神戸支店技術グループへ異動。
1995年の阪神淡路大震災では公私ともに被災しながら、病院や再開発事業など数多くの復興プロジェクトに参画し、
建築が社会インフラとして果たす責任と意思決定の重みを強く認識するに至った。
2000年代以降は、フィリピン国際空港第3ターミナル新築工事において工区担当所長としてコンストラクションマネジメントを担当するなど、
国際的な建設プロジェクトに携わった。
大阪本店では技術課長・副部長として、西日本および海外(中国・東南アジア)における建設プロジェクトのコンストラクションマネジメント
および生産技術計画を統括し、免震構造、逆打ち工法、BIM、解体技術などの現場導入を主導した。
2013年以降はOMRONグループにてコンストラクションマネジメントを担当する一方、
ファシリティマネジメントにも関わり、施設運営の基礎を学んだ。
さらに外資系不動産会社において、国内外の顧客を対象としたプロジェクトマネジメントおよびコンストラクションマネジメントを担い、
発注・設計・施工・運営を俯瞰した立場で建築プロジェクトに関与してきた。
これまでの経験を統合し、2017年にArcCells株式会社一級建築事務所を設立。
2023年からはイタリアのコンストラクションマネジメント会社と提携し、
2025年大阪・関西万博における5か国の海外パビリオンの実施設計およびコンストラクションマネジメントを担当。
これを契機として、海外の設計者、コンストラクションマネジメント、発注者との実務的なネットワークを構築している。
現在は実務に加え、2025年より国立奈良女子大学工学部非常勤講師として教育に携わり、
実務とアカデミアを往還しながら、次世代の技術者育成に取り組んでいる。
1990年 京都大学工学部建築学科卒業
1990〜2004年(アトリエ系)組織設計事務所
住宅から超高層建築物の新築工事、及び改修工事まで、幅広い分野の建築設計・工事監理を経験。
2004〜2005年 インフラ系シンクタンク内の設計事務所
コーポラティブハウスの計画・オフィス移転サポートのほか、事務所新築工事の許認可申請業務などを担当。
2005〜2006年 CM+建築設計事務所
主に医療・福祉施設の建築設計や工事監理を担当。建築マネジメント分野(CM)に興味を持つ。
2006〜2012年 インフラ系CM専業会社
コンストラクション・マネジャー(CMr)として、事業計画立案・設計者選定支援・設計監修・施工者選定支援・工事監修
といった一連の発注者支援業務を担当。
2012年より、建築コンサルタントとして活動を開始。
2013年 「アーキ コンサルティング サービス(ACS)」(一級建築士事務所)を創業。
2014年より、特定非営利活動法人マンションサポートネットに参画。
リノベーション・マネジャー(RMr)として、主にマンション大規模修繕工事における管理組合支援業務を担当。
2017年〜2020年 外資系総合不動産サービス会社
代表の西岡と協業体制を開始。国内外のクライアントに対し、新築、改修、オフィス移転等におけるCM業務を担当。
1976年 名古屋大学工学部機械工学科卒業
1976年〜1981年 東洋熱学工業株式会社
NEDOの大規模太陽熱冷暖房システムの開発やオフィスから病院、クリーンルームなどの空調設計を担当。
1981年〜2009年 日本アイ・ビー・エム株式会社
半導体工場のコンタミネーション(塵埃)コントロールに従事。
半導体、液晶工場などの生産ラインの立ち上げや新規工場などのプロジェクトマネジメント(PM)業務を担当。
2000年~2009年 同社不動産建設部にて、全国の電算センターや事業所などの統廃合に従事
2009〜2019年6月 株式会社オムロングループ
オムロングループ内で建築設備・ユーティリティの担当者としてCMおよびPM業務を担当。
工場の中長期修繕計画の立案や建築設備の劣化診断、省エネルギープログラム推進・社内ESCO事業を担当
入居者安全の世界基準のチェックリスト作成、国内工場の人命火災安全基準を担当
2019年6月~ ArcCells株式会社の技術経営に参画